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地域奉仕活動 水路清掃

 水路は田んぼに水を入水、そして排水する意味において命綱となる。もっとも我が地域の場合、入水は地下にパイプラインが通っているので取水の場合は問題は無い。いずれにせよ水路は地域全体で守るもの。3月から現在まで日曜度にあっちこっちの水路清掃のために駆り出される。当社も若い社員達と交代で参加しているが今日は3人で参加した。清掃が進むうち一人が「うわぁ!」と叫ぶ。何事かと近づくと足長バチの大群が空を舞っていた。近くの人達は揃って逃げた。若い社員は大事には至らなかったが2ヶ所刺されていた。消毒の応急処置をして再開する。すると今度は「うおぉ!」と叫び声が。鎌で水路の脇の草を刈っていたら草の根元になんとマムシだ。大半の者は避けながら通り過ぎたが、年配の人が戦って処分した模様。自然だから仕方ないがこういう状況がしょっちゅうあるので恐ろしくもある。約2時間地元の人達と何とか水流が良くなるほどに清掃が済んだ。あっ、そうだ水路を進むうちに長靴を履いた足の裏に何やらぐにゃぐにゃと言う変な感触があって、ギャーっと飛び上がったら40㎝はあろうか、大きなナマズを踏んだ。やれ、やれ!

 ひと通り終わって、水利組合会長の挨拶があり、やれ帰ろうかと思ったとき、あるおじさんが「nasuさん、次の水路清掃があるから行こうか!」って! 若い社員が恨めしそうに俺を見た。

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