息 抜 き ！

　毎日、毎日　草ばっかり刈ってるとさすがに飽きが来る。そこで待ってましたとばかりに年の若い我が親友、kimuraさんの登場である。彼は農機のメーカーの営業マンで何しろ賢く、よく動く。4月、5月となると田靴を履いて軽トラで北に南に飛んで回る。これは我々農業者には涙が出るほどありがたい。そんな彼が年に4，5回チラシを配りに来るのがこのフェアーだ。地元の支店で行うので近いし、当然行く！職員皆で「うどん」を食べに！！

　見慣れた機械、新型の機械、やはり見て回ると楽しい。高いから買わないけれど、それでも説明を聞く職員。いや！今は無理！と目で合図しても、駄々をこねる。今回は何とかスルーした。だって！去年はドローンを買わされたのだもの。

　やれやれ、楽しいけれど冷や汗ものだ。そそくさに皆に声かけた。　「さあ！うどんを食べに行きましょうや！」

kimuraさんが、「また、作業場の方へ、寄らしてもらいま～す！」と言ったかと思ったら、もう次のお客さんの案内をしていた。この展開の速さを見習いたい。