奉仕活動
毎週日曜日ともなると、地元から声がかかる。田園地帯には田んぼの回りに必ず大小の水路が張り巡らされている。その水路の泥上げと草刈りだ。これをやらないと田んぼからの排水が流れなくなる。いわば水稲栽培の生命線となる。これを何十年とやっている地元の農家の方々には頭が下がる。彼らはこの伝統を引き継いできちんとこなしているわけだ。残念ながら、若い人はいない。これが一番の問題でもある。農家に後継ぎが少ないのは農業への魅力が持てないからだろうとは思うが、これを私達は変えていく必要がある。もっと楽しく、もっとやりがいを持って、もっと経済的な期待が持てるような農業を模索していこう。いずれにせよ、この奉仕作業を文化としてつないでいかないと、せっかくの耕作地帯を台無しにしてしまうので頑張って行こう。