種籾 原木
苗を作る準備をしなければ!…ようやく届いた種籾を小分けして、まずは消毒する。一晩消毒液に浸してから水浸しと言う作業に入る。累計温度100℃を費やして芽出しを行い、それから播種と言う作業に進む。播種、すなわち種まきの事だ。稲を扱う者にとって案外この作業がいちばん神経を使うかも知れない。そしていよいよ今年のこめ作りが始まる。
いっぽう、苗の準備に並行して来年のじゃんぼ椎茸の原木も届いた。広島県で最も山深い高野より。ようやく雪が解けたので第一便として届いたものだ。なんと、最近までこの原木は2mの雪に埋まっていたと言う。原木に早く菌を打ち込んで寝かさないと年末の収穫に間に合わないので矢の催促を行い、ようやく手元に来た。さあ、これからこれも稙菌で忙しくなってくる。色んな意味で来年が始まっていく。気を引き締めてかかろう!