防護柵
寒い冬を乗り越えると、もうそこに新芽の息吹を感じさせる春の雰囲気がちらほらと見え始めます。私達は田を起こし肥料を撒き、田植えに備えて色々な準備を進めていきます。そんな中、せっかく植えた稲を荒らす、イノシシや鹿に備えて防護柵や電柵を組んでいきます。今日は、防護柵です。去年まではネットで防護していた場所で特に鹿に侵入されたところをメッシュの柵に変えました。これで今年は何とか害獣被害を減らしたいものです。
鹿は昼間は殆ど出てきませんが、深夜になると4、50頭が群れを成して我が物顔に田んぼの中に入って来ます。今はいいんですが、田植え時期には植えたばかりの軟らかい稲を食べてしまいます。これをやられると、稲穂が出なくなります。また、稲を踏んでまわるので、これまた稲がダメになります。イノシシは主に夏から秋にかけて侵入してきます。これもまた、稲穂を倒してダメにしてしまいます。ほんと、勘弁してもらいたいものです。彼らも生きて行くためにはそうしなければいけないのでしょうが、こうなれば、もう入れない工夫を我々はしなくてはいけない。
お金はかかりますがとにかく徹底的に害獣排除を目指します。